薬剤師会活動

禁煙サポート

岡山県薬剤師会では、皆様の健康増進に貢献すべく禁煙支援小委員会を立ち上げ、積極的に禁煙支援が行えるような体制を整えております。禁煙はしたいけど成功する自信がないなど様々な悩みはあるでしょうが、まずはお近くの薬剤師にご相談ください。喫煙は「病気の原因のなかで予防できる最大にして単一の原因」なのです。

なぜタバコに依存してしまうのか?

タバコに含まれるニコチンは、麻薬や覚醒剤、アルコールなどと同じ依存性の薬物(青酸カリやヒ素と並ぶ猛毒)です。タバコを吸いこむと肺の血管からニコチンが一気に吸収されて脳細胞に達します。そして、脳細胞のニコチン受容体に結合し、アセチルコリンやカテコラミンなどの神経伝達物質の放出に作用します。最終的に、脳内のドパミンという神経伝達物質を大量に放出させて、喫煙者に満足感をもたらしますが、これを繰り返すことでニコチン依存がつくりだされてしまうのです。このニコチン欲しさに喫煙を繰り返してしまうのです。

吸っている本人よりも、周りの人が危険!?

喫煙者の吸う煙を『主流煙』といい、タバコの先から出る煙を『副流煙』といいます。副流煙を吸うのは、タバコを吸っている本人ではなく、共に暮らす家族や同じ職場の同僚たちです。これを「受動喫煙」といいます。
副流煙は主流煙に比べて、燃焼温度が低くフィルターを通過しないため、有毒物質が主流煙の何倍も含まれます。実際には、喫煙者が吸う主流煙より周りの人が吸う副流煙の方が害が多いのです。

たばこをやめて良かったこと(岡山県薬剤師会内アンケートより)

岡山県薬剤師会では、会の中での喫煙状況を把握するため平成24年秋に全会員を対象に喫煙状況に関するアンケートを実施いたしました。その調査から得られた「禁煙して良かったこと」をお伝えいたします。
  • イライラしなくなった
  • 夏バテの程度が随分軽くなった
  • 吸うための時間を他のことに使える
  • 衣服が臭くなくなった 部屋の汚れが減った
  • 風邪をひいた時症状が楽になった
  • 他人に悪い空気を出さなくて安心している
  • テニスの時に息が長続きする様になりました
この他にも様々なコメントが得られましたが、概ね健康面や経済面、また周りの方への影響についてのものが多かったように思います。

岡山県内の禁煙治療に保険が使える医療機関

2006年4月から、一部の施設で禁煙治療が保険適用となりました。下の4条件をすべて満たして医師が必要と認めた場合、一定期間の禁煙治療の受診に保険が使えます(外来診療のみ)。
  • 禁煙治療のための標準手順書」に記載されているニコチン依存についてのスクリーニングテスト(TDS*)の結果が5点以上で、ニコチン依存症と診断
  • ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
  • 直ちに禁煙することを希望
  • 「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、その禁煙治療を受けることを文書により同意
※保険適用の条件には施設の基準もありますので、受診する施設(病院やクリニックなど)が保険診療を行っているかどうかを確かめましょう。なお、保険適用外でも禁煙治療は受けられます。
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