食中毒


病原大腸菌食中毒

病原性大腸菌は腸炎をおこす大腸菌で、5つの種類があります。

腸管出血性大腸菌(O-157)

特徴  
人から人への二次感染がある

ベロ毒素という強力な毒素を作る性質があります。

この毒素は、体内に入ると大腸をただれさせ、血管の壁を壊して出血をおこします。

そして腎臓に障害を与え、脳や神経にも作用して、短期間で生命を奪うこともあります。


原因  
食品、飲料水


症状       激しい腹痛、下痢

まず激しい腹痛がおこり、下痢をくりかえし、真っ赤な血の混じった下痢便が出るようになります。

時には腎臓に害がおよんで尿が出にくくなり、身体がむくむようになります。

さらにひどくなると、尿毒症になり、けいれんや意識障害をひきおこすこともあります。


予防 

【感染を防ぐために】

・帰宅時、調理前、食事前には十分に手を洗う。

・食肉を扱った容器、包丁、まな板、ふきんは食材ごとに使いわけ、食肉を扱った時は熱湯で消毒する。

・生肉、生レバーを食べない。

・食材はよく洗い、十分に加熱する(75℃で1分以上)。

・生ものは早めに調理する。

・調理後は早めに食べる。

・井戸水を生のまま飲まない

【もしも感染したら】

・すぐに医師の診察を受けて、指示に従う。

・感染者の便はゴム手袋を使うなど、衛生的に処理する。

・便にふれた時は、70%アルコール液などで消毒し、水でよく洗い流す。

・感染者の便がついた衣服は薬剤を用いて消毒し、家族のものとは別に洗濯した後、天日でよく乾かす。

・感染者は入浴をさける。