薬局における自宅療養者等の患者に対する薬剤交付支援事業について
NEW!「薬局における自宅療養者等の患者に対する薬剤交付支援事業」の実施終了と事務手続きについて
標記、今年度の実施事業に関しまして、本日令和6年2月29日で終了いたします。 令和6年3月以降、事業継続はなく完全終了となります。
薬局におかれましては、業務ご繁多の折、本事業実施にご理解とご協力をいただきましてありがとうございました。
【今年度の最終報告期日】 3月15日(金)厳守 ※以降での受付は不可
【事務手続きについて】
令和5年3月1日~令和6年2月29日までの報告書により交付額がある薬局に3月18日頃「交付決定通知」等を送付します。内容に誤りがないか必ずご確認の上、必要書類を指定日までにご返送ください。
令和5年8月1日以降の薬剤師交付支援事業について(令和5年9月1日~9月15日提出分からの変更点)
【変更点】
令和5年7月31日までの報告(令和5年8月1日~8月15日提出分)
支援事業の対象とならない0410対応も含めて0410事務連絡に基づく電話等服薬指導等(0410対応、COV宿泊、COV自宅)の実施実績を薬局から月ごとに報告
支援事業の対象となるもののみ(COV宿泊、COV自宅のみ)実施実績を薬局から月ごとに報告
ご請求金額 振込口座について
現在の薬剤交付支援事業について
通常、患家への薬剤の持参料及び郵送代は、厚生労働省通知「療養の給付と直接関係ないサービス等の取扱いについて」に基づき患者にご負担いただくものですが、新型コロナウイルス感染症のさらなる拡大防止や患者・医療従事者の感染リスクを回避するために【薬剤交付支援事業】が実施されています。
※本事業は薬剤師会の会員・非会員を問わず補助の対象となります。
令和4年3月配送分以降は下記により実施しておりますので、県内保険薬局はご協力をお願いします。
◆令和4年2月までと3月以降の事業について(日本薬剤師会作成)
補助対象
患者宅等への薬剤配送に係る費用
- 患者宅等へ配送業者を利用して薬剤を配送した場合の配送料【実費】
- 薬局の従事者(薬剤師を除く)が患者宅等に薬剤を届けた場合の交通費【実費】
薬局への補助額
処方箋記載 | 配送方法 | 補助額及び請求額 | 薬剤配送に関する 患者負担額 |
---|---|---|---|
Cov自宅 Cov宿泊 ※令和5年5月8日以降は 「Cov」記載がない場合 があります。 | 薬局の従事者(薬剤師以外(注))が届けた場合 | 交通費【実費】 ※領収書があるもの。徒歩・自転車・車等は対象外。 | 0円 |
配送業者 | 配送料【実費】 ※手数料(払込、代引き等)、人件費等は対象外。 |
配送方法及び配送に関する留意点
- 患者と相談の上、適切な配送方法を選択すること
- 配送業者を使用する際は、品質保持の確保や緊急性等を考慮した上で、適切と考えられる方法を利用すること。
〈配送業者のサービス例〉 ※日本薬剤師会作成資料(令和2年4月29日付 日薬業発52)より
①通常(郵便受けへ投函)
【日本郵便】クリックポスト(198円)、ゆうパケット(~360円)、レターパックライト(370円)
【ヤマト運輸】ネコポス(上限385円)
②量が多いなど、①では困難な場合(対面渡し)
【日本郵便】ゆうパック(810円~)、レターパックプラス(520円)
【ヤマト運輸】宅急便(930円~)、宅急便コンパクト(680円~)
③保冷など品質保持に注意を要する場合(対面渡し)
【日本郵便】チルドゆうパック(1,035円~)
【ヤマト運輸】クール宅急便(1,150円~)
※感染者の自宅等への配送は、対面が必要なサービスは利用しないこと。
事業の報告
補助金の精算
留意事項
- 配送費の請求の根拠となる資料(配送業者等の伝票の控え、請求書、領収書等、公共交通機関の領収書等)は薬局で保存し、その写しをExcel表【報告様式】とともに提出してください。
- 「0410対応」は支援対象となりませんが、実施状況把握のため報告は必要です。ただし、患者が来局した場合は0410対応として扱わないため報告不要です。
- 配送方法、経費等については患者と相談の上、トラブルのないようお願いします。
- 「0410対応」や従業員が自転車・車などで届けた場合などに持参料として患者に費用負担を求める場合は、明確かつ懇切に説明し同意を得るようお願いします。
- 生活保護受給者についても当事業の対象です。
- 事業費の清算は事業終了時期以降に指定の口座へ振込予定です。